築地さんにとても素敵なバリューシートを作成していただきました!私のこの仕事への想いを素敵な表現で表してくださり感謝です。

店舗設計・デザイナー
インテリアコーディネーター

山田美耶子

Miyako Yamada

石川県立小松工業高校建築科、および大阪コミュニケーションアート専門学 卒業。20歳から大阪の設計会社にて店舗設計に携わり、年間平均50店舗、累計300店舗以上の多様な物件のデザイン設計や設計管理を経験。その後、地元石川県の工務店にてパース制作を強みとするインテリアコーディネーターとして7年間勤務し、デザイン住宅の提案実績を重ねる。2021年に独立し、空間デザイン事務所「yohak」を設立。長年の現場経験に基づく緻密な設計図面と、プランニング段階から自ら描く高精度な3Dパースによる提案力を強みに、施工会社や施主から確かな信頼を獲得している。

相手の力を信じて委ねたとき、停滞していた未来の針が力強く動き出した。

 中学生の頃、テレビ番組の劇的ビフォーアフターに魅了され、 自室の壁をペンキで自ら塗り替えた瞬間のワクワク感がすべての始まりだった。個性を表現することに激しく惹かれた少女は、“空間づくり”の本質をトータルで学ぶためインテリアの道へと進む。
 20歳で店舗設計の会社に就職し、年間50店舗者案件に携わる多忙な日々。このときに培った圧倒的な経験が、礎となる。
その後、出産を経て住宅工務店へ勤務したのち、2021年に独立。
ただ、このタイミングで、家庭内で大きな転機が訪れる。
 仕事に没頭する中で、思春期の娘たちとの距離感に頭を抱えた。長女の現実に対する葛藤、次女の不登校ー。思い詰めたこともあったが、ある時から「本当の意味で信じ、一人の人間として承認する」ことの大切さに気づく。
この体験が、建築哲学を進化させていった。
「施主の真の要望を汲み取り、その人らしい人生の生き方を引き出す深い傾聴力」と「施工業者の意図を汲み、現場を尊重する対話力」が大切だと、娘たちから教わったのである。
同時に、”止まっていた時を動かす”というテーマが浮かぶ。
 数年間不登校だった娘の時間が再び歩み出したように、明日への活力が湧く空間づくりこそ課せられた役割なのだ、と。そうすることで人生も、ビジネスも、未来へ向けて動かすことができると確信したのである。
 山田美耶子は、設計士が外注しがちなパースをプランニング段階から自ら綿密に描き、一発目で理想を可視化する。構造や設備まで現場レベルで確実に落とし込める図面を描けるからこそ、施工業者から絶大な信頼を得ている。”再出発”をキーワードに、能登の災害復興や空き家問題、地域を盛り上げる町興しへの挑戦も見据え、今日も空間に彩りと余白を飾る。